皆さんこんばんわ。非常識でお馴染みの私こと負け犬です。
恐らく、全体の9.6割程の人がもう既にお忘れかと思いますが、私は縁あって先日車を買い替えました。
やっぴゃーー!!新しいブーブ(車)だぁ!新しいブーブ!新しいブーブゥ!!
・・・と、ブーブーブヒブヒしたいのはやまやまですが、残念ながら私には今回の乗り換えの件でまだやるべきことが残っていたりします。
なにかというと、以前乗っていた古い車の売却です。
乗り換えの記事を読んでくださったかたも忘れているかと思いますが、私は今回少々特殊な車の買い方をしたので、今まで乗っていた古い車を下取りに出すことが出来ませんでした。
なので、古い車は自分でどこかで売って来なくてはなりません。
さて、どこで売ってこようかなと考えていた私に、私が勤めている会社の社長は言いました。
『もし会社のお客さんで中古車を探している人がいたら、その人を紹介してあげるよ』
なんということでしょう。社長が私にお客さんを紹介してくれると言うではあーりませんか。
私の会社は自動車整備工場ですが、一応車の販売もしているんですよこれが。
そんなわけで、私の乗っていた車は会社の青空ショールーム(つまりお外)に並ぶことになりました。
そしてその後、中古車が欲しいと言うお客さんが現れたので社長に紹介してもらいました。
そのお客さんはひと昔前のキムタクみたいなロン毛で、俯いてボソボソと喋る暗い雰囲気の男性でした。
あらやだ、私と同じでコミュ力が低い人なのかしら?なんだか親近感が湧いちゃうわねぇ。あ、俺はロン毛じゃないよ。
紹介してくれた社長によると、そのロン毛の人はまだ未成年とのこと。
なので、保護者のお父さんと二人で一緒に来てました。
聞くところによると、ロン毛の人は最近働きだしたから通勤とかするのに車が欲しいんだってさ。
よし、このお客さんにサッサと車を売りつけて面倒ごとからスタコラサッサとオサラバしてしまおう。
とか思いつつ、私はお客さんと直接交渉に臨みました。
私は車の販売などの営業はしたことが無いうえにコミュ力が絶望的に低いですが、言葉が不自由な外国人のように身振り手振りを交えながらなんとか交渉していきました。
するとなんということでしょう(2度目)。そのお客さんは一文無しと言うではあーりませんか。
どういうことだってばよ・・・(困惑)
なんだよ一文無しって・・・え?君は車を買いに来たんじゃないの?なんならタダで貰いに来ちゃった感じ?
さすがに見ず知らずの赤の他人に無料で車をプレゼントするほど俺は慈愛に満ち溢れていないぞよ?
先程も言った通り、ロン毛の人は通勤のために車が欲しいんだけど、まだ働きだしたばかりなので貯金がほとんど無いらしい。
私が提示した金額である15万円を一括で支払うどころか、頭金すらまともに出せない状態とのこと。
ロン毛よ、そんな状態でよく車を買おうと思ったな・・・。
おまけに、一緒に来たロン毛の保護者であるお父さんは資金援助をするつもりは一切ないらしい。
あくまで『手続きとかはやってやるけど、お金は全部自分で払え』というスタンスのようだ。
あの・・・お父さん?息子さんがお金を払うのは別にいいんだけどさ?息子さんの経済状況をちゃんと考慮してる?
お宅の息子さん、頭金として諭吉を1人も出せないくらい苦しいみたいなんですけど?
何故お金が無いのに車を買おうとする息子さんを止めるどころか背中を押しちゃってるのよ?
他人の家庭をとやかく言うつもりはないけどさ?そういうのは教育的にどうなのかなぁ~と思う今日この頃なわけですよ。
そんなブレーキ役がいないアクセル全開な親子は『一括払いどころか頭金も1円も出せないので、頭金なしで車を渡してほしい。お金は後日分割で払う』 とか言い出した。
こいつはぁ~臭ぇ!!きな臭ぇにおいがプンプンするぜぇ!!
これ、車を渡したらそのまま逃げられるパターンじゃね?騙されるパターンじゃね?
社長が紹介してくれたお客さんだからあんまりそういうことは言いたくないんだが、相手の言い分を聞けば聞くほどな~んか胡散臭い。
だってこれ、値段交渉をしてきたどころの話じゃないからね?『とりあえず金ないからタダで車をよこせ』って言ってるようなもんだからね?
頭金を1円も出せないような人が後日ちゃんと払ってくれる確証もないし。
実際、こういう個人間でのやり取りで騙されたとか逃げられたとかの話はよくありますからねぇ。
なのでさすがの私も警戒せざるを得ません。
むしろ『ふざけんなよ?(半ギレ)』って言いたくなったもんね。
しかし、せっかく社長が紹介してくれたお客さんなのであまり無碍にも出来ず。
そんなわけで車をお客さんに渡すことを躊躇しまくっていたのですが、ここで社長からの援護射撃が来ました。
『ならとりあえずロン毛君がローン組めばいいんでね?』
ほほう、なるほどな。その考えは浮かばなかったわ←大馬鹿
さすが社長、俺なんかとは比べ物にならないほど営業に慣れていらっしゃる。
確かにローンが組めればお金の心配はいらないわな。
よーし、これで問題解決!良かった良かったアッハッハッハッハ!
そしてローン審査の結果を待つこと数日・・・・
ローン組めませんでした☆
うん、まぁ・・・・なんとなくそんな気はしてた。
だってロン毛君はまだ働きだしたばかりだって言ってたもんね。
そりゃローンの審査に落ちても不思議じゃないよね。
仕方ないのでまた改めて話し合いをすることになったのですが、今度はロン毛君と連絡がつかなくなるというね。
おぃぃぃぃぃぃロン毛ぇぇぇぇぇぇ!!!本当に買う気あんのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??
何度電話しても電話に出んわ←クソつまらないダジャレやめろ
ロン毛君のお父さんに電話をしても
『じゃあ、あいつ(ロン毛)に電話するように言っておきますわ』
と言ったっきり、結局音沙汰がないというね。
そんな音信不通状態が1ヶ月近く続いたので、紹介してくれた社長には申し訳ないですがロン毛君に車を売るのはやめました。
別に必ずロン毛君に売らないといけないっていうわけではないですしお寿司。
さすがにこういうことをされると信用できないですし手巻き寿司。
ロン毛君に見切りをつけた私はその後『く~るま~をう~る~な~ら~大きい車~♪』のCMでお馴染みの青くてBIGな看板が目印の中古車販売店に行きました。
そこで店員さんと値段交渉をした結果、買い取り金額は5万円でした。
店員さん曰く
『もう新年度になってしまうので査定額がガクッと落ちてしまうんですよ~wwwwもう少し早く売りに来てくれれば10万円は出せたんですけどねぇ~wwwいやぁ残念ですわ~wwww』
ですって。
どうやらロン毛君に振り回されたおかげで買取時期のピークを逃してしまい、買い取り金額が半額以下になってしまったようです。
おのれロン毛ェ・・・・。
君が音信不通とかやらかしてくれたせいで俺は結構損したぞコラァ・・・・・。
まぁ、今更文句を言っても後のカーニバル(後の祭り)
微妙に悔しいですが、今回は運が悪かったということで諦めるしかないですね。
てなわけで、私が以前乗っていた古い車もなんとかなったので、これにて乗り換えに関する諸々の処理は終了です。
やっぴゃーー!!新しいブーブ(車)だぁ!新しいブーブ!新しいブーブゥ!!(2度目)
・・・と、ブーブーブヒブヒしたいのはやまやまですが、今回のロン毛事件があったせいでさすがにそんな気分じゃなくなってしまいましたねぇ。
個人間での車の販売はこうトラブルが多いので、私としてはお勧めしません(やらかした私が言うのもなんですけど)
皆さんはちゃんとしたお店で安心安全にやりとりしましょうね。
でないと私みたいに損しちゃうんだゾ☆
ということで今回はここまで。
それではまた次回(^o^)/