今年最初の記事を書いてみる その8
皆さんこんばんわ。落ちこぼれで有名な私こと負け犬です。
「皆様、明けましておめでとうございます」
「…いつものことだけど、お正月はとっくに過ぎてるわよ」
「もう2月ですわ」
「今年初めてのブログ更新なので、挨拶するのは良いと思いますけどね」
「…別に…挨拶なんざ…しなくても……いいじゃねぇか…ですぅ」
「挨拶はちゃんとしないと駄目だよ」
「まぁ、お正月はダラダラゴロゴロするのに忙しいからね」
「挨拶が遅れちゃうのも仕方ないよね」
「仕方ないわけないでしょ」
「休日も規則正しい生活をしなさいと、いつも言ってるわよね?」
「むぅ~りぃ~」
「無理ですわ~」
「無理…ですぅ」
「この馬鹿共は…」
「そ、それより!今年の干支はなんだっけ?」
「…話を…逸らした……ですぅ」
「シャラップ!こういう時は話を逸らすに限るんだよ!」
「すんごい姑息ですわね」
「あんら?何故こちら側であるはずの君達二人から責められてるの僕?」
「…仕方ないわね、言いたいことは山ほどあるけど、勘弁してあげるわ」
「今年の干支は巳年だよ」
「蛇ですの?私、蛇は苦手ですわ」
「そういえば、お兄様は最近蛇を食べる動画を観ていましたね」
「えぇ…そんなの観てなにが面白いんですの?」
「いやね?最近サバイバル動画にハマっちゃってね?」
「それでね?サバイバルしてる人が蛇を狩って食べたりするの」
「不味くないらしいけど、あんまり食べたいとは思わないかな」
「…そんなことじゃ…サバイバルで……生き残れない…ですぅ」
「大多数の人はサバイバルしないので問題ないです」
「…家がなくなって…ホームレスに…なったら…どうすんだ…ですぅ」
「なにそれ、どういう状況?」
「パンが…ないなら…蛇を…食べれば……いいじゃない…ですぅ」
「ケーキを食べたいですわ!」
「蛇ってどう調理して食べるの?」
「サバイバルでは基本的に火で焼いて食べてる」
「火をおこすやり方も色々あって、見てて面白いんだよね」
「どうやって火をつけるんですか?」
「現地の木とかで道具を自作して火起こししてる」
「す、すごいんだね」
「すごく大変みたいだけど、1度火起こしやってみたいなぁ」
「そんなことしてる暇があるなら勉強しなさい」
「あんたには学ぶべきことがまだまだたくさんあるわよ」
「え~、ボクチンお勉強キラーい」
「私も嫌いですわ~」
「スパルタ…教育ママ……反対…ですぅ」
「誰がママよ」
「ヤダヤダヤダ!火起こしするんだ~い!!」
「火起こししたいって駄々こねる人、なかなかいないと思うな」
「はぁーい♪放火魔予備軍はブタ箱行きでぇ~す♡」
「白衣さんが急にイキイキとしだしましたわ」
「こういう時だけ元気になりますよね」
「いや、あのね?別に放火とかはしないっていうか…」
「はい未遂♪」
「だからね?あの…」
「はい事案♪」
「事案ではないというか…その…」
「はい逮捕♪」
「……」
「……(無言の圧力)」
「謝っちゃった!?」
「私のお兄様を犯罪者扱いするだなんて、無礼千万です!」
「黙って見過ごすわけにはいきません!」
「うるせぇぞ…共犯者が…ですぅ」
「文句あんなら…豚箱で……聞くぞぉ…ですぅ」
「あ、じゃぁあとは若いお二人だけでお話してもらって…」
「オラァッ!!きりきり歩けぇ!!」
「お兄様、私たちでこのサイコパスに臭い飯を食べさせてやりましょう」
「…負け犬さん、本当に連行されちゃった」
「まぁ、これで当分ダラダラできないでしょうし、いいんじゃないかしら」
「確かに、嫌でも規則正しい生活ができるとは思うけど…」
「え?そんな理由で豚箱行きですの?鬼畜の所業ですわね」
「ということで今回はここまで」
「それではまた次回(^O^)/」
「その後、負け犬の姿を見た者は誰もいなかった…」
「思いっきりここにいるでしょうが」
「臭い飯ってなんですの?シュールストレミング?」
「それは世界一臭いと言われる食べ物ですね」
「…一時期……youtuberが…よく…食べてたよな…ですぅ」
「youtuberも大変なんだねぇ」




