皆さんこんばんわ。本番に弱いことでお馴染みの私こと負け犬です。
今日も寒いですね。
ところによっては大雪になっている地域もあるみたいですね。
テレビで大雪の地域を見るたびに大変そうだなぁと思います←完全に他人ごと
私の生息している地域は雪は全然降りません。
降っても年に2、3回くらいですし、大して積もりもしません。
しかし、毎年この時期になると私の勤めている整備工場には
『車のタイヤをスタッドレスにしてくれ』
という依頼が殺到します。
特に最近のようにどこかしらの地域で大雪になっているみたいなニュースが放送されるとお客さんはみんな慌てて依頼してきます。
電話での連絡も無しにいきなり来るお客さんも多いです。
そんな駆け込んできたお客さんの車をスタッドレスタイヤに交換しながら私も
『そろそろ俺の車もスタッドレスタイヤに交換するか』
と思ったので、今回は私の車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換していきます。
それでは逝きましょう。
私の愛車である日産ティーダさんです。
逆光で激しく写真が見づらいですが勘弁してください。
それではまず前輪のタイヤを外しましょう。
我が家にはジャッキがあるので、これを使って車を持ち上げます。
車の指定されたポイントにジャッキをセットして車を持ち上げます。
タイヤがもう少しで浮くぐらいまで持ち上げたらホイールのナットを少し緩めます。
ナットを緩める時にこういう工具があれば便利です。
車に備えられている車載工具で作業すると結構しんどいので、私はホームセンター等で買った安い物を使っています。
ホイールナットを少し緩めます。
この時に車を持ち上げ過ぎてタイヤが浮いてしまっているとタイヤが回ってしまいナットを緩められません。
それと、この時点ではまだナットは取りません。
あくまで少し緩めるだけです。
その後ジャッキでタイヤが完全に浮くまで持ち上げたらホイールナットを外してタイヤをとります。
ノーマルタイヤを外したらスタッドレスタイヤをつけます。
こちらが私の車のスタッドレスタイヤです。
このタイヤを今から取りつけますが、その前にどのタイヤを前輪につけるかを選びましょう。
自動車のタイヤは基本的に後輪よりも前輪のタイヤの方が早くすり減ります。
何故かというと、前輪はハンドルを動かすことによって左右に動くので、後輪よりも磨耗しやすいからです。
なので、タイヤを交換する際はまずタイヤ4本を見比べます。
そして特にすり減っているタイヤ2本を後輪に、すり減っていないタイヤ2本を前輪につけます。
そうすることによりタイヤが長持ちするのでお財布にも優しいです。
タイヤを長持ちさせるためのちょっとした豆知識です。
タイヤの選別が終わったので、いよいよ取りつけます。
ホイールキャップを外して
車に取りつけます。
ナットも専用の物に変えます。
タイヤが浮いた状態である程度ナットを締めたらタイヤが地面に軽くつくくらいジャッキを下げてまた少しナットを締めます。
その後トルクレンチでナットを締める力を調整します。
この車だと大体110Nくらいでナットを締めればOKです。
そしてジャッキを降ろせばタイヤの取りつけは完了です。
この作業をあと3回やります。
面倒くさいけど、タイヤは4本あるから仕方ないね。
青年作業中・・・・。
青年作業中・・・。
はい、4本取り付け完了しました。
しかしまだ終わりではありません。
最後にタイヤの空気圧を調整します。
空気圧を測定する工具と自転車の空気入れを使います。
自転車の空気入れだと調整するの結構しんどいんだよなぁ。
これしかないから仕方ないけど。
私の車のタイヤ空気圧は前輪が2,3で後輪が2,1に指定されています。
今は前輪の空気圧を測定しているのですが、1,8しかありません。
なので空気入れで空気を入れていきます。
つ、疲れた・・・。
やっぱり自転車の空気入れで調整するのはしんどいね。
今回の作業の中で一番疲れるよこれ。
でもなんとか空気圧が2,4になりました。
指定されている空気圧は2,3ですが、私はいつも少し高めに調整しています。
理由?なんとなくですがなにか?
ていうかあとタイヤが3本あるから3回も自転車の空気入れをシュコシュコやんなきゃいけないのか。
疲れる
頑張って空気圧を調整した後にホイールキャップをつければ
全ての作業が完了です。
あ~面倒だった。
でもお店でやってもらうと有料なうえに待ち時間も発生するんでしょ?
テレビで『混雑しているためスタッドレスタイヤに交換するのに数時間待たないといけない地域がある』みたいなニュースやってたし。
そんなに待つくらいなら少しくらい面倒でも自分でやります。
自分でやればタダだし。
まぁ私は整備士だから自分で出来るわけなんですけど。
もちろん自分で出来ない方もいらっしゃると思います。
そんな方はちゃんとお店でやってもらいましょうね☆
ということで今回はここまで。
それではまた次回(^o^)/