皆さんこんばんわ。よく立ち眩みすることで好評な私こと負け犬です。
やってまいりました。
恒例の『ZRXをカスタムしてみる』シリーズです。
私の相棒であるZRX1200DAEGをテキトーにカスタムしていきます。
バイクに興味の無い方にとってはくそつまらない話だと思いますが、見てくれると泣いて喜ぶと思われます。
今回のカスタム内容はこちら
ハンドルでございます。
ハンドル、バーエンド、振動防止ウェイトを用意しました。
私のDAEGは純正ハンドルの色がゴールドなので、黒い色のハンドルにしたかったんです。
それと、少しハンドルの高さを上げたかったので今回ハンドル交換をすることにしました。
ハンドルの高さはhigh、middle、lowの3種類売っていたのでmiddleを買いました。
でもこの社外ハンドルちゃんとつけられるかな?
いくつか不安要素があるので若干心配ですが、私の自動車整備士としての勘が
『大丈夫、いけますぜ旦那』
とささやきかけてきたのでとりあえずやってみます。
カスタム前の私の相棒です。
このゴールドのハンドルを交換します。
それと、申し訳ないことに背景が非常にゴミゴミしています。
私の家の車庫はあんまり片付いていません。
ごめんなさい勘弁してください。
それでは逝きます。
使った工具
メガネ 10ミリ
ラチェット
ソケット 10ミリ
プラスドライバー 2番
マイナスドライバー
六角レンチセット
電動ドリル
ポンチ
ハンマー
どんな困難にも負けない強い心←入手方法を誰か教えて下さい
まずはバーエンドを外します。
このバーエンドは社外の物です。
六角レンチで外せます。
次にスイッチ類(写真の赤丸)やブレーキ、クラッチのリザーブタンク類(青丸)を外します。
特に理由はないですけど、アクセル側からいきますかね
スイッチ類のカバーは裏にプラスネジが2本止まっているのでそれをとります。
するとスイッチ類のカバーがパカッと半分に割れて中からアクセルワイヤーが出てきますのでそれもとります。
はい、アクセルがとれました。
今回はグリップを再使用するため、アクセル側のグリップは外しません。
ブレーキのリザーブタンク類は六角レンチで2本ネジをとれば外れます。
そういえば、本格的に外す前にやっておきたいことがあります。
外したスイッチ類やリザーブタンク類はバイクにぶら下げた状態になるので、バイクに当たって傷がつかないようにタオルなどでガードしておきましょう。
スイッチ類はともかく、ブレーキやクラッチのリザーブタンクはバイクから完全に切り離すとかなり面倒なことになりますからね。
どうしてもぶら下げるしかありません(本当はぶら下げるのもあまり良くないけど)
傷対策もできたのでどんどん外していきます。
左側も先ほどの右側と同じ感じで外していきます。
左側はアクセルワイヤーが無い分楽です。
邪魔なものを全て外したらハンドルをとります。
この4本のネジ(10ミリ)をメガネやラチェットでとります。
ハンドルがとれました(左側まだグリップついてるけど)
写真ではわかりづらいですが、外したゴールドの純正ハンドルよりも黒い社外ハンドルの方がハンドルの位置が高いです(ハンドルの曲がり角度がエグイ)
純正ハンドルの高さはlowって感じですね。
今回買ってきた黒いハンドルはmiddleです。
ハンドルをとられて無残な姿になった相棒。
それでは純正ハンドルからグリップをとります。
グリップとハンドルの隙間にパーツクリーナーを吹きかければ
わりと簡単にとれます。
ではいよいよ黒いハンドルを取り付けようと思った時、トラブル発生。
純正のハンドルにはスイッチ類のカバーを固定するための穴があいています。
この突起がハンドルの穴に入ります。
しかし、私の買ってきた黒いハンドルには穴なんてあいていません。
うん、正直このトラブルは予想してたわ。
このトラブルは、記事の冒頭に書いた『不安要素』のひとつです。
もう一つの不安要素はスイッチ類の配線の長さや、ブレーキとクラッチのホースの長さ、アクセルワイヤーの長さです。
とりあえずこのハンドルの穴の問題をなんとかしなければなりません。
仕方ない
無いのなら 作ってしまえ 固定穴
by負け犬
ということでハンドルに穴をあけます。
とりあえずハンドルを仮に取り付けて穴をあける位置を確認します。
位置が決まったらポンチで穴をあけやすいように目印をつけます。
目印をつけたらドリルで穴をあけます。
ギュイーン☆っとね。
ドリルで穴をあけるときはなるべく何回かに分けてあけます。
最初に細い径の刃で穴をあけた後に太い径の刃で穴をあけましょう。
いきなり太い刃で穴をあけようとすると失敗しやすくなりますので注意です。
無事に穴があきました。
反対側も同じように穴をあけます。
試しにスイッチのカバーをあてがってみる。
よしよし、問題ないな。
では今度こそハンドルを取り付けます。
外した部品を元に戻します。
アクセルワイヤーには一応グリスでもつけておくか。
アクセル側が完了しました。
グリップ端とハンドルの端(赤線)がぴったり合ってないですが、ブレーキホースやアクセルワイヤーの長さがだいぶギリギリなのでこれが限界です(無理すればぴったりになりますがホースやワイヤーがピンピンに張ってしまいます)
ハンドルの高さが上がったので取り付け位置が高くなったせいです。
これは仕方ないですね。
しかしこれではカッコ悪いので後で何とかします。
左側も元に戻します。
が、またもトラブル発生。
左側のハンドルの穴をあける位置を間違えました。
そりゃもう位置が全然違いました。
何故あんなところに穴あけちゃったの?俺。
何を血迷っているの?
仕方ないのでもう一度ハンドルをとって穴をあけなおしました。
はい、ようやくハンドルがつきました。
スイッチの配線やホース類の長さにあまり余裕がありませんが、なんとか大丈夫そうなので良しとします。
次に左側のグリップをつけます。
この接着剤でグリップが動かないように固定します。
グリップをハンドルに半分くらい差し込んだらハンドルに接着剤を少量つけます。
この写真だと半分も差し込んでないけど。
そのあとグリップを最後まで差し込めばOKです。
ここでハンドルの中に振動防止ウェイトを入れます。
バイクって走行中にハンドルの振動がすごいと疲れるのよね。
ハンドルにこのウェイトを入れて、ウェイトの中のねじを六角レンチで締め方向に回します。
これで振動防止ウェイトの取り付け完了です。
最後に新しく買ってきたバーエンドをつけます。
しかし今日3度目にして致命的なトラブル発生。
バーエンド取り付け不可能
なんてこったい。
不安だったハンドルがなんとかつけられてホッとしていたらまさかの伏兵。
このバーエンド、箱の裏に書いてある取り付け方法と全然違う取り付け方法なんだけど。
HONDAのバイクにしかつけられないようになっています。
私のバイクはKawasakiです。
このバーエンドの箱の裏には
『このバーエンドは汎用です。こうやってああやれば幅広い種類のハンドルにつけられます』
って書いてあるけど、値札には
『HONDA専用』
って書いてあったんですよ。
『汎用なのかHONDA専用なのかどっちか良くわかんないけど、なんとかなるだろ。ハンドル社外だし』
と甘くみてたんだよね←大馬鹿野郎
あー、駄目だったかちくしょう。
自分でちょっと加工しないとつけられないな。
でもさすがに今すぐには出来ないです。
しょうがないのでバーエンドの加工はまた後でやります。
ということであとはネジの締め忘れなどをチェックしてミラーの位置を調整したら
作業完了です。
ハンドルが黒くなってカッコイイ。
ハンドルの位置も高くなったので、長時間の運転でも疲れにくくなったかなと思います。
ただやはりバーエンドが無いのはちょっと寂しい。
近いうちに加工してなんとかします。
ということで今回はここまで。
長くなりましたがここまで読んでくれてありがとうございました。
それではまた次回(^o^)/