皆さんこんばんわ。協調性が無いことで有名な私こと負け犬です。
先日の夜、いつものように腐った魚の目をしてyoutubeを観ていると家のインターホンが鳴りました。
コミュ力が極端に低くて人見知りな私にとって、インターホンはエマージェンシーコールです。
そんな緊急警報が鳴り響いたので息を殺して自室に潜んでいると、父上が私のところにやってきました。
とてつもなく嫌な予感がしました。
父上は言いました。
父上「消防団がお前を勧誘しに来たからちょっと顔を出してこい」
ですって。
あぁ・・・嫌な予感って当たってしまうものよね。
皆さんは消防団はご存知でしょうか?
私も詳しくはよくわかりませんが、地元の人達が集まって有事の際の出動や見回りなどを行う組織だそうです。
地元を守る自警団みたいなものですね。
私の地域は消防団へ入ることは強制ではないです。
有志が集まる感じですね。
消防団は基本的にはボランティア活動の一環みたいな感じです。
活動をしても報酬や給料が出るわけではありません。
とても素敵なタダ働きです。
ところで、消防団って田舎とか地方特有の組織ってイメージがあるんですけど、都会にもあったりするんですか?
都会の消防団って全然聞いたことないです。
都会暮らしの方、もし良ければ教えてくれると嬉しいです。
・・・話が逸れてしまいましたね。
えっと・・あーそうそう、夜に消防団の人達が私を訪ねてきたんですよ。
いやー、ついに来たかって思ったよね。
私の地元の消防団はやたらと団員の勧誘をすることで有名なんです。
それも若い人(20代)をターゲットにして勧誘をしているみたいです。
もうね、あちこちの家にありがたいお言葉の書かれたパンフレットを配り歩く宗教団体並に勧誘してきます←両者に失礼過ぎる
実は私も過去に消防団に何度か勧誘されそうになっていました。
「『勧誘されそう』ってどういうことやねん」って?
いやね?消防団の人達は今まではいつも平日の夕方4時~5時頃に私を勧誘しに来ていたんですよ。
しかし、夕方のその時間は私はまだ仕事中なので、勧誘が来ても会うことはなかったんです。
せいぜい私の両親に『おたくの息子さんをください!』って言って帰るくらいでした。
ちなみに、私の両親は消防団に入っていません。
どちらかというと私が消防団に入ることを快く思っていないので、私に消防団に入ることを勧めてはきません。
私も入りたくないのでその点は良かったと思います、いやホントに。
そんなこんなで、今までは消防団の直接の勧誘を回避できていたのですが
とうとう夜に来やがった
夕方に訪ねるのは意味がないとさすがに悟ったみたいですね。
夜9時頃に訪ねてきました。
そんな時間に勧誘にくんなや。
私が家にいる可能性が高いであろう夜に攻める作戦に切り替えてきたもよう。
案の定、私は家にいましたとも、えぇ。
インドアヒッキーライフを邪魔された負け犬ちゃんは内心激おこですよ。
しかし、話も聞かずに追い返すわけにはいきません。
消防団は地元の人達の集まりです。
つまり近所に住む人達なので、ここで雑に追い返そうものなら村八分になってしまいます。
私は近所付き合いなんてぶっちゃけどうでもいいですが、私の両親は困ってしまうでしょう。
なので渋々話を聞くことにしました。
消防団A「夜分遅くにすいません」
消防団A「負け犬さんに消防団の一員になってもらえないかと思い、お話に来ました。」
負け犬「はぁ・・・そうですか。」
消防団B「入って頂けないでしょうか?」
負け犬「すいません、私は仕事だけで精いっぱいなので消防団の活動をする余裕はありません」
負け犬「ですので申し訳ありませんが、消防団に入るつもりはありません」
消防団A「活動する日時は調整することが出来るので、仕事をしながらでも活動できるかと思います。」
消防団B「それに、現在活動している団員の多くは働きながら活動してもらっています。」
負け犬「すいません、本当に余裕がないんですよ。」
実際のところ、本当にあんまり余裕がないんですよね。
ほら、私いまだに抑鬱ですしお寿司。
毎日お仕事滅茶しんどいですし手巻き寿司。
そんな状態でさらに消防団とかただの苦行でしかないですしかっぱ寿司。
しかし、私としては断る理由であんまり鬱のことを出したくないんですよね。
さっきも言いましたが、消防団は近所の人たちばかりいるわけでして。
ここで『ぼくちん鬱病だから消防団は無理でち☆』と言ってしまうと後々近所で
『あの家のお若いの、鬱病なんですってよぉ?奥さん。』
『あらやだ!やぁねぇ~豆腐メンタルなのねぇ~』
って噂が経っちゃうかもしれないじゃん?
さっきは近所付き合いなんてどうでもいいとは言ったけどさぁ、さすがにそういう風に話題にされちゃうのは嫌なお年頃なわけですよ。
嫌じゃない?影で『豆腐メンタルだ!豆腐野郎がいる!』って言われるとかさ。
なので、私は仕事が忙しいという理由のみで勧誘を突っぱねることにしました。
実際、仕事も暇じゃないですしはま寿司。
消防団A「そんなにお忙しいんですか?」
負け犬「えぇ、はい。」
消防団B「負け犬さんはどんなお仕事をされているんですか?」
負け犬「自動車整備士です」
消防団A「・・・あ~、自動車整備士・・ですかぁ」
消防団B「それだと・・確かに大変そうですね・・・」
消防団A「・・・・・。」
消防団B「・・・・・。」
負け犬「・・・・・。」
「「「・・・・・」」」
消防団A「でも!大丈夫ですよ、昔は自動車整備士をやってた団員もいました!」
おい今の間はなんだ?
おまけに二人揃って「あ、やべ、余計なことを聞いちゃった」って顔したよね?したよね?
絶対今
『自動車整備士って大変だけどやたら薄給な仕事だろ?気の毒な仕事してんなぁコイツ。』
『しかし、そんな仕事をしてるとなると確かにあんまり余裕がなさそうだな・・・さて、どうやってこっちに引き込むか・・・』
みたいなことを思ってたでしょ?怒らないから正直に言ってみ?
どうせ自動車整備士はロクな仕事じゃないですよ。
その後も断り続けていたら
消防団B「消防団に入ると色々メリットがあるんですよ、負け犬さん」
負け犬「メリット・・・ですか?」
消防団B「はい、消防団の仕事はやりがいがありますし、活動していると顔が広くなって近所付き合いがやりやすくなります。」
消防団B「あと・・・・・」
消防団B「・・・・・。」
消防団B「・・・といったメリットがあります。」
メリット少ねぇ!
顔が広くなるのはともかく、やりがいがあるっていうのはメリットっていうの?
実質、メリット1つだけじゃね?って思うのは私だけですか?
なんか『やりがいがある仕事です』っていう売り文句の仕事ってだいぶ厄介事なにおいがするよね。
『やりがいがある=大変』という方程式を想像してしまうことでお馴染みの私こと負け犬です。
そして更に断り続けていたらさすがに諦めてくれたのか、消防団の人達は帰っていきました。
ふぅー・・・一日の終わりに思わぬ試練だったな・・・。
夜に来るとか本当に勘弁してほしい今日この頃。
恐らく、消防団も団員の高齢化が進んで若い人がいなくなってきているんだと思われます。
まぁ、私の地元にはそもそも若い人自体あんまりいないんですけど。
だから少ししつこいくらい若い人を勧誘してるんじゃないかと思います。
力になってあげたいような気もしないでもないですが、今の私には余力がないのでちょっと厳しいです。
仕事(自動車整備)とは別で更に仕事(消防団)みたいなことをするのはさすがにキツイです。
ということで今回はここまで。
それではまた次回(^o^)/