皆さんこんばんわ。小傷が絶えないことでお馴染みの私こと負け犬です。
今回は久しぶりのお客さんシリーズです。
私が自動車整備士として日々奮闘しているなかで出会った印象深いお客さんを紹介していくコーナーです。
今日は少し困ったお客さんを紹介したいと思います。
厄介とまでは言わないけどちょっと勘弁してほしい、そんなお客さんでございます。
私の独断と偏見で1位~5位のランキングにしていきます。
それでは逝きましょう。
第5位
『何を言ってるかよくわからないお客さん』です。
あ、別にお客さんを馬鹿にしているわけではないですよ?
困ったことに、本当によくわからないんですよ。
これは50代~70代くらいの人に多いです。
たま~にすごく滑舌?が悪いお客さんがいるんですよね。
でも話さないわけにはいかないので、なんとか会話をするのですが
正直何言ってるか全然わからん
誰か助けてと言いたくなる勢い。
しかもそういうお客さんに限ってなまりの強い言葉を話すことが多いというね。
あ、別にお客さんを馬鹿にしているわけではないですよ?
大事なことなので2回言いました。
こういう時、皆さんはどうしてますか?
私は会話が成立している振りをします←相手に失礼だろ
いやだってさ、何回も『え?え?何だって?』って聞き返すのも気が引けるというかなんというか。
なんとか雰囲気で言いたいことを察します。
幸いにも、これで今までなんとかなりましたしお寿司。
お客さんには申し訳ないとは思うんですけどね。
皆さんはこういう時どうしてますか?ご意見待ってるゾ☆
迷言
もし電話で話すことになったらどうすればいいのかな?
第4位
『部品を自分で用意するお客さん』です。
30代~40代の男の人に多いです。
車検や修理などで部品の交換が必要になった際に、たまに
『部品をネットとかで探してくるからちょっと待ってて』
というお客さんがたまにいます。
車が好きな人、または部品代を少しでも安くしようとする人に多いですね。
これに関しては私は別に文句はありません。
車の部品を拘りたい気持ちはわかりますし、部品代だって安くなるに越したことはないです。
でもねぇ、部品の持ち込みってトラブルが発生しやすいんですよねぇ。
お客さんがネットで部品を買ったと言うので、いつ届くのかと訊いてみると
『わかんない、1週間くらいじゃね?』とか『国内に無いから1~2ヶ月くらいかな』とサラッと言います。
長い、長すぎる
1週間ならまだしも数ヶ月は長いよ・・。
全然仕事進まないよ。
仕方ないので部品が届くのを首をながくして待ち、やっと届いたと思ったら
違う部品が届くというね
おぃぃ?これ違う車の部品じゃねぇか。
確かにパッと見は似てるけど違うよこれ。
ということもしばしばあります。
車が好きといってもお客さんは素人なので、部品を間違って買っちゃう時があるんですよね。
お客さんが買った部品が中古だとさらにトラブルが発生する場合があります。
中古部品は新品に比べて安いので、中古を買ってくるお客さんもいます。
でもさ
壊れる寸前の部品を買ってくるのはやめたほうがいいんじゃない?
安さに惹かれてガラクタ寸前の部品を買ってくるお客さんが意外といるんですよ。
で、近いうちにまた壊れるというオチ。
安く済ませるつもりが結局高くついてしまうというね。
拘りたいのはわかるけど、時間がかかるときやよくわからない時は一言相談してほしいな☆
迷言
安物買いの銭失い
第3位
『事務所で家計簿をつけるお客さん』です。
うん、皆さんの言いたいことはわかるよ。
意味わかんないって言いたいんでしょ?
私も意味わかんないって言いたいです。
何故かわかりませんが、毎日私の会社の事務所にやってきては自分の家の家計簿をつけるお客さん(男性)が一人います。
もちろん私の会社の従業員ではないし、従業員の身内でもないです。
完璧な赤の他人です。
そのお客さん、会社の定時頃(夕方5時半)に来るわけで。
しかも長々と居座るわけで。
その結果、事務所を閉めようにも閉められなくなるわけですよ。
家計簿は自分の家でつけろ!
って言いたくなるよね。
何故にわざわざ他所の会社に来て家計簿つけるんだ?
おまけに事務所のコーヒーを自分で用意して飲み始めるし。
セルフサービス状態だし。
うちは喫茶店じゃねぇぞ?
コーヒー代請求するぞ?
スタッフオンリーな部屋にも我が物顔で入ってくるし。
あまりの自由っぷりに私の上司も顔をしかめるレベル。
しかしそのお客さんは私の会社のお得意様です。
いつも車検や修理を私の会社でやってくれます。
なので社長も上司もあまり邪険には出来ないようです。
まぁ家計簿つけにくるだけだから害はないですけど。
事務所が閉めづらいのとコーヒーがすぐ無くなるのを除けば。
ちょっと困ったお客さんですね。
家計簿は自分のおうちでつけようネ☆
迷言
当店は自動車整備工場です、喫茶店ではありません。
第2位
『時間にルーズなお客さん』です。
40代~50代の人に多いです。
当たり前だと思いますが、お客さんの家に車の引き取りに行く前には電話でお客さんと打ち合わせをします。
そしてお客さんに『〇時に家に来てくれ』と指定されるので、指定された時間にお客さんの家に伺うのですが
行っても誰もいない時がよくあります
えぇ・・・どういうことだってばよ。
待ち合わせ時間は間違えてないはずなんだけどな。
まさか家を間違えたとか?ここ違う人の家?
みたいな感じにメチャ不安になるよね。
お客さんに電話で確認すると
あ、ごめ~ん☆今外出してるんだわ♪すぐ戻るから待ってて♬
と言われることも少なくないです。
自分で時間指定したのに何故に出かけるんや・・・。
仕方ないのでお客さんの家の庭で待つのですが、大抵すぐには帰ってこないです。
30分~1時間は待つ羽目になります。
あっはは~~仕事が進まないぜ♡こりゃ今日も残業だな☆
って独りで笑いたくなってくるよね。
お客さんの帰りを星空を見上げながら待つ私のテンションはだだ下がりですとも、ええ。
時間はちゃんと守ろうね、負け犬ちゃんとの約束だゾ☆
迷言
こちらが時間に遅れた時に限って待ち合わせ時間守るのは勘弁してくれる?
第1位
『玄関前で犬を飼っているお客さん』です。
50代~60代くらいのお客さんに多いです。
お客さんの家に到着したら挨拶するために家に入ろうとするわけですが、玄関前に犬がいる時があるんですよね。
リードで繋がれてはいますが、玄関前が犬の活動範囲になっているので犬を避けて通れないという来客に優しくない仕様です。
犬が玄関前にいるせいで呼び鈴すら鳴らせないんだけど。
どうやって家の中の人を呼べばいいの?
その場で叫べばいいの?
私は犬は苦手ではないです。
でも他所の飼い犬に不用意に近づくのはちょっと危ないと思うんですよね。
噛まれるかもしれんし。
尻尾を振っていかにも友好的な雰囲気を醸し出している犬なら怖くないです。
でも玄関前に陣取ってる犬は大体こちらに吠えまくるか、警戒して穴が開くほどジッとこちらを見てくるかのどっちかですし手巻き寿司。
危なくて近づけません。
しかし、どうにかして家の中にいるお客さんに挨拶しないといけないので、違う出入り口を探します。
その姿はまさに泥棒
近所の人に通報されないだろうな?と心配しながら周囲を徘徊します。
そしてなんとか挨拶をして車を預かった時には既にひと仕事終わったかのような気持ちになるよね。
全然笑えません。
玄関前で凶暴な犬を飼うのはやめてほしいな☆
迷言
飼い主の『この犬は噛まないから大丈夫だよ~』という言葉はあまりあてにならない。
ランキングは以上です。
長くなってしまいましたが、楽しんでもらえたなら嬉しいです。
また気が向いたらお客さんシリーズを書きたいと思います。
ということで今回はここまで。
それではまた次回(^o^)/